TOEICパート3対策【オススメの勉強法と解き方のコツ】

TOEIC公式問題集 TOEIC

こんにちは、じゃおです。

パート3は、個人的にリスニングセクションの中で一番難しいと感じるパートとなります。

なぜなら、パート1,2とは違い英文を読みながら答えるというハードさがあり、パート4は登場人物が一人に対してパート3は二人以上となり、聞き取る際中に混乱することがある為です。

しっかりと聞き、内容を把握し、早いスピードで英文を読む、というすべての力が必要となります。

逆に、このパートをしっかりと鍛えられればリスニング力もグンと上がり、ほかの問題も自動的に解きやすくなったと実感しています。

ですので、ここはたくさん時間をかけて学習して損はないパートだと思います。

私がこれまでに色々試してきた結果、効率的かつ力になったと思う勉強法と解き方のコツをご説明いたします。

まず結論です。

オススメの勉強法

倍速で解く

リスニングパートはすべて倍速を推奨します。

普段から倍速で聞くことで、本番の音声がゆっくりと聞こえ明らかに聞き取りやすくなります。

早すぎず、遅すぎずの1.2倍速が個人的にはオススメです。

公式問題集を徹底的にやりこむ

私は数々のリスニング対策本をやってきましたが、やはり一番効率的なのが「公式問題集」だと感じました。

以前、難しいレベルの問題集で試したとき、私は心をバキバキに折られ自信を無くしてしまいました。
そう簡単に自信を失わない強いメンタルをお持ちの方なら良いですが、私のようなすぐに凹んでやる気をなくす方はここで勉強すること自体辞めてしまう可能性もあり、非常にもったいないと感じます。

また逆に簡単すぎるレベルをやっていた時は、変な余裕が生まれてしまい、本番で撃沈しました笑

公式問題集はおそらく難しすぎず簡単すぎず、丁度よい本番同様のレベルかなと感じます。

また、スピーカーの声も基本的に本番と同じ声で、かつ問題形式も本番と同じなので、対策するには一番適しているかと思います。

さて、方法としてはやはり”解く→復習→身に付ける”の繰り返しとなります。

勉強方法については以下の通りです。

一度解く

もう一度解く
※この時先読みから始める
例えば38-40の問題を復習する場合、35-37の設問が読まれる音声を流して38-40の先読みをするところから復習スタート

聞き取れない(分からない)箇所にマーカーを付ける
解説を開いて目を瞑りながら音声を再度流し、聞き取れない(分からない)箇所があればそこで音声を止め、その部分にマーカーを付けておく

もう一度聞く
英文を見て、③のマーカー部分を注意しながら聞く

日本語訳を読む

一人で読む
解説の英文を見ながら一人で読んでみる(声は出しても出さなくてもOK)

音声に重ねて読む
音声を聞きながら自分も重ねて声に出して読んでみる(出せない場合は心の中で読んでOK)

選択肢を確認する
選択肢の英文・日本語訳を読み、分からない箇所にはマーカーを付けて覚える

解説下にある「Word&Phrases」もすべて読む

最後にもう一度聞く

ここまでが一連の流れとなります。

私はここまでやっても聞き取れない箇所があればまた何度も同じ作業を繰り返し行いました。

正直、復習ではリスニングが一番時間がかかりました。しかしこのおかげで聞き取る力と聞きながら早く読みとる力を同時に鍛えられたので、リスニングは満点を取ることができました。
ですので、ここはしつこいくらいにやることをお勧めします。

解き方のコツ

先読みする

まず、先読みとは、問題文が読まれている間に次の問題文を先に読んでおくことを示します。

先読みをする・しない派の方がいらっしゃると思います。

しかし私個人的には先読みした方が点数は伸びることを実感しました

特に初心者の方は英語を一度聞いてすぐに読んで理解する速さが追いつかないので、先に問題を読むことは必要になるかと思います。

そこで、私がどのように先読みをしていたのか説明します。

以前このようにポストしたのですが、内容をより具体的に説明します。

先読みの時間配分

例えばパート3の41-43を解く場合、私は下記の時間配分で先読みを行います。

38の問題文が読まれている間に41の問題文を先読み
39の問題文が読まれている間に42の問題文を先読み
40の問題文が読まれている間に43の問題文を先読み
「Questions 41 through 43 refer to the following conversation」と流れる間に再度41の問題を先読み

私の場合、まんべんなく全て先読みしたいので、上記のように一つの問題文が読まれている間に一つの問題を先読みします。

41の先読みは、前の問題の答えをマークシートに書き込む時間でとられていて十分に出来ていないと思われるので、「Questions 41 through43~」の間にもう一度戻ってまた41の問題文を先読みします。

最初が解ければ、次の問題もスムーズにいく可能性が高いので、最初の一問だけでも絶対に解くぞ!という意気込みで先読みをしっかり行います。

状況のイメージ

先読みをする上で、文字を読むだけでなく状況を映像でイメージングしておくと、より答えやすくなることを実感しました。

まず、part3は登場人物が2~4人くらいで、少なくとも女性と男性が一人ずつ登場します。
女性と男性がそれぞれ何人かは分かりませんが、同じ性別の方が二人以上なのであれば問題文の「man」が「men」と表記され、「woman」が「women」と表記されます。
先読みの時点で「women」があれば、(女性が複数いるんだな~)と予測ができます。

       TOEICパート3の登場人物のイメージ

次に、問題文の先読みについて、例を出します。

Where does the woman work?
A: At a pet store
B: At a furniture store
C: At a restaurant
D: At a factory

こちらを日本語訳をすると

その女性はどこで働いてますか?
A:ペットショップで
B:家具屋で
C:レストランで
D:工場で

となります。もちろん日本語の文字に変換するのも良いですが、イメージした映像を問題文の横に持ってくることで、私は状況をより簡潔に分かりやすく把握できるようになりました。

     問題文を先読みしてイメージした図

こうすると、女性どこでお仕事をしているのかぼんやりと浮かべられます。

この状態でリスニングすると、なにかしらイメージと関連のある単語を拾い、解答につなげられることが増えました。

もう一つ例を出します。

ここでは、一人の男性が何か伝えたくて電話をしている、という状況がイメージができます。


怒っているのか、またはただ予定を変更したいだけなのか、イメージするだけで、出てきた単語やスピーカーの声のトーン、やり取りの雰囲気からも予測がつき、解答につなげられる可能性も高まります。


最初はうまくイメージできないかもしれませんが、何度もやっていくうちに段々慣れてくるので是非試してみてください。

以上、オススメの勉強法とコツでした。

参考になれば幸いです。

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