TOEICパート1対策【オススメの勉強法と解き方のコツ】

TOEICに出てきそうな写真 TOEIC

こんにちは、じゃおです。

リスニングセクションのPart1は、写真を見てその描写に一番適切な選択肢を4つの中から選ぶ問題です。

写真を見て選ぶだけ?なんだか簡単そう、と思いきや何気に難しい問題が出たりと気を抜けないパートです。

他のパートより対策が甘めになりがちですが、TOEIC試験のスタートダッシュとなる最初の6問なので、ここは全問正解を目指したいところです。

そこで、私がこれまでに効果的だと思った勉強法と、解き方のコツを説明します。

まず結論です。

オススメの勉強法

倍速で解く

実践している方は多いと思いますが、私はこれで間違いなくリスニング力が鍛えられ、点数もグンと上がりました。

パート1だけでなく、全てのリスニング音源は出来る限り倍速再生を推奨します。

早すぎず、遅すぎずの1.2倍速が個人的にはオススメです。

公式問題集を完璧にマスターする

公式問題集に出てきた単語・表現は必ず全て覚える

TOEIC公式問題集はご存じの通り公式が作成した問題集で、問題の質も本番に近い優れた教材です。

1冊につき2回分の模試が入っているので、1冊に12問の問題があることになります。

他のパ―トより圧倒的に少ない数なので、ここは全てマスターする気持ちで取り組みます。

そのために”解く→復習→覚える”を繰り返し行います。

それでは復習方法についてもっと掘り下げて説明します。

     TOEIC公式問題集「解答・解説」の絵

公式問題集の解答・解説のつくりはざっくりとこんな感じで上が英文、下が日本語訳となっています。

この解答と解説を使って【日本語訳】も【英文】もどちらも自分の理解・聞き取りが正確かチェックしていきます。

一度解いた後はすぐに答えを見ず、【日本語訳】が理解できているか下記を行います。

次に【英文】がしっかり聞き取れているか下記を行います。

TOEICパート1の勉強法

それぞれ正確に合っていたらOK、合っていなければきちんと復習します。

恐らく「早すぎて聞こえない」「単語が分からない」「知らない表現」等原因があるはずなので、何故分からないかを是非解説に書きこみ、自分の弱点がどこなのか記録を付けることをお勧めします。

私はよく「rackが何なのかわからない」や「repairingがpreparingに聞こえる」等そのままを書き込んでいました。

ここからはとにかく何度も聞く、声に出してみる、何故間違えて聞き取ってしまったかを探る、発音記号を調べる、など分からないものをそのままにせず、徹底的に弱点を克服していきます。

最初の頃は何度聞いても聞き取れない、単語が覚えられない状態だったのですが、繰り返し同じ作業を行い改善していく中で、少しづつ成長出来ました。

ですので最初からうまくいかなくても落ち込む必要は全くありません。

一文字も間違いなく聞き取れるまでやりこむ

ここからは少し上級編です。

紙とペンを用意し、問題の音声を流します。

そして、A~Dの選択肢の音声を自分が全て聞き取れたままの英文で書き表します。

ここでは三単現のsや複数形のs、aやan、theなどの冠詞の小さな違いも、一度で完璧に聞き取れるまで何度も繰り返し書き出す練習をします。

そうすることでネイティブの発音にも強くなり、リスニング力がより上がります。

先ほどの英文を見てチェックしただけに対して、実際に自分で書き出してみることで、より聞き取りの基準が厳しくなり、耳を鍛えることができるのでオススメです。

※単語のスペルは間違えてもOKとします。

イメージができない単語はグーグル画像検索ツール

パート1に関しては、いかにしっかりと英語と画像をリンクさせるかが重要となります。

例えば私はstool(スツール)が何故か全く覚えられませんでした。

検索すると「背もたれ、ひじ掛けのない簡単な椅子」とあり、なんとなくぼやっとしか想像できませんでした。

しかしある日グーグル検索で「stool」を画像検索するとたくさんの椅子の画像が出てきて、一瞬でイメージが固まりました

          当時の私の脳内の変化

文章だけでイメージがつかない場合は是非画像検索で試してみてください。

解き方のコツ

写真をパッと見に抑えておく

写真描写問題なので、どうしてもしっかりと写真を隅から隅まで見てしまいがちです。元々私がそうでした。

ですが、TOEICの問題でウォーリーを探せ(古い?)みたいな細かい間違い探しのような問題は出題される可能性が低いことに気づきました。

そこでオススメなのが、写真をざっくり”パッと見”して、その後はただ音声を聞き取ることだけに集中することになります。

最初は心配かもしれませんが、パッと見るだけで選択するに十分必要な状況は把握できるので大丈夫です。

逆に、じーっと写真ばかりに集中していると音声を聞き逃してしまうことがあります。

       TOEICに出てきそうな写真

例えば上の写真の場合

・空いてる椅子
・人はいない
カーテンが閉まってる

このくらいの情報量で十分だと思います。

なぜなら、壁の模様や外の景色についてなどわかりにくい選択肢が出てくる可能性が少ないですし、「男性がコーヒーを飲んでいる」など人の動作の選択肢が流れても、そもそも人が映っていないので省けます。The man is…とか言い出したらそこで除外確定です。

正解の可能性として「The chair is unoccupied.(椅子が空いている)」というところでしょうか。

この例は極端かもしれませんが、リスニング力の試験なので、目より耳に力を入れる方がよいということを意識してみてください。

消去法も存分に使いつつ、正解を導き出しましょう!

以上が勉強法とコツでした。

参考になれば幸いです。

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